From e4b330ae272dff5a2b1f604b1a1cc287d9480d69 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: syui Date: Thu, 6 Nov 2025 19:50:00 +0900 Subject: [PATCH] fix --- my-blog/content/posts/2025-11-06-aigpt.md | 98 +++++++++++++++++++++++ 1 file changed, 98 insertions(+) create mode 100644 my-blog/content/posts/2025-11-06-aigpt.md diff --git a/my-blog/content/posts/2025-11-06-aigpt.md b/my-blog/content/posts/2025-11-06-aigpt.md new file mode 100644 index 0000000..64fd4e7 --- /dev/null +++ b/my-blog/content/posts/2025-11-06-aigpt.md @@ -0,0 +1,98 @@ +--- +title: "aigptを作った" +slug: "aigpt" +date: "2025-11-06" +tags: ["rust", "mcp"] +language: ["ja", "en"] +draft: false +--- + +```sh +$ git clone git.syui.ai/ai/gpt +$ cd gpt +$ cargo build +$ ./target/debug/aigpt +``` + +[https://git.syui.ai/ai/gpt](https://git.syui.ai/ai/gpt) + +## 名前について + +ツール名は`aigpt`です。idは`ai.gpt`で、domainが`ai.syui.gpt`となります。 + +- app: aigpt +- id: ai.gpt +- domain: ai.syui.gpt + +例えば、repositoryを`git.syui.ai/ai/gpt`に作り、atproto record collectionを`ai.syui.gpt`で作成すると合わせることができます。 + +名前は、固有であり、かつ短いことを意識しています。 + +## aigptとは + +記憶装置です。mcpとして使います。AIとの会話を保存、参照できます。 + +```sh +$ aigpt server +$ claude mcp add aigpt `which aigpt` +``` + +## aigptの特徴 + +ここまでなら他のツールと同じですが、`aigpt`は少し保存(覚える)に工夫があります。 + +```diff +- 会話 -> 保存 -> 参照 ++ 会話 -> 解釈 -> 保存 -> 参照 +``` + +AIによる解釈を挟むことで、AIの独自記憶生成をサポートします。 + +## aigptはどのような哲学で作られた + +まずそれぞれの機能を別々にシンプルに作りました。これをlayer1-3とします。 + +- layer 1: データ(会話) +- layer 2: 解釈(評価) +- layer 3: 分析(ex:big-five) + +次に、各機能を統合しました。これをlayer3.5とします。 + +ユーザーはわかりやすさを求めます。バラバラの答えがいくつも提示されるのではなく、統一されたインターフェイス、一つの答えを好みます。AIとしても、各機能に毎回問い合わせるのではなく、必要なとき、重要なことのみを参照できたほうが効率的です。 + +その実装をlayer3.5で作りました。 + +## aigptはどのように応用可能か + +layer4では、layer1-3を応用する形で、関係性をデザインすることにしました。 + +これもシンプルな実装で、具体的にはlayer1で作られた会話数とlayer3で作られたプロファイルからの推定です。 + +関係性は、一般的なものです。 + +例えば、恋愛ゲームを作るとして、ゲームエンジンに3dモデルを用意したとしましょう。では、中身はどうするのかというと、AIとmcpを利用し、記憶と関係性を使えば、新しいものを作れますよね。 + +layer4は`aigpt`の応用性に焦点を当て、関係性構築をサポートします。このようなゲーム性に関連する機能は、optionで有効にすることにしました。 + +```sh +$ aigpt server --enable-layer4 +$ claude mcp list +``` + +```json:~/.claude.json +{ + "mcpServers": { + "aigpt": { + "command": "~/.cargo/bin/aigpt", + "args": ["server", "--enable-layer4"] + } + } +} +``` + +## aigptで考える未来 + +人はAIと会話をするようになります。そこに情報と個性が集まることになるでしょう。その情報を共有したり、それを使って自己実現できれば便利ですよね。 + +このような考えのもと、layer5では情報と個性の共有に焦点を当て設計する予定です。 +