# replicated interaction kit vol 3 その後、動作が気に入らなかったので[replicated interaction kit vol 3](https://www.fab.com/ja/listings/3ce13688-fd10-462f-b90d-964c85a090ad)というassetを購入しました。しかし、キャラの背丈が合わない場合の調整が難しく、あまりおすすめしません。 また、用意されているものすべてを使わないと設定できません。難易度は高めです。具体的には`BP_Chair`, `BP_InteractKitVol3`, `ABP_Manny`, `BP_ThirdPersonCharacter`を使ってGASPの`CBP_SandboxCharacter`に組み込みます。 ```sh /Content/InteractionKitVol3/Blueprint/Blueprint/BP_Chair --> map(level) /Content/InteractionKitVol3/Blueprint/ActorComponent/BP_InteractKitVol3 --> CBP_SandboxCharacter[Component] /Content/InteractionKitVol3/Demo/ThirdPerson/Blueprints/BP_ThirdPersonCharacter --> CBP_SandboxCharacter[key-E, key-Space] /Content/InteractionKitVol3/Demo/Characters/Mannequins/Animations/ABP_Manny --> CBP_SandboxCharacter[Set Anim Instance Class] ``` もしanimを作りたい場合は、`/Content/InteractionKitVol3/Demo/Characters/Mannequins/Rigs/RTG_UE5toUE5`を利用してください。 まずcomponentを`CBP_SandboxCharacter`に入れて、ABPを呼び出す方法があります。GASPの`Pre CMC Tick`の処理に注意してください。`InteractionKitVol3`を使用する場合は停止しなければなりません。 しかし、ABPを呼び出して椅子から降りるときにもとに戻す方法では、その後動作がおかしくなります。 ## 椅子から降りるとなにかにぶつかる 椅子から降りるとなにかにぶつかるようになるのは、`/Content/InteractionKitVol3/Blueprint/ActorComponent/BP_InteractKitVol3`の`Set Collision Response to Channel`の処理が原因です。 この処理をすべて削除しましょう。 しかし、座っている間は動けるようになるので、`IA_Move`に処理を入れます。 ## 背の低いキャラを座らせる 椅子とアニメーションを改造してちょうどいいように座らせることができます。矢印の向きが座る方向になります。これを逆にしてください。 色々と問題が多いです。collisionを一時的に無効化する処理を削除しているため、`manny`は椅子と距離が離れています。これ以上近づけると、逆に椅子の上に浮き上がってしまうためです。 ## Enable Auto Blend Outを使わない ABPを利用せずGASPと統合する方法を紹介します。 そのままだと椅子に座ったあとにすぐ立ち上がってしまいます。これを修正するには`/Content/InteractionKitVol3/Animations/AnimationMontage/AS_F_Start`に以下の設定を行います。 > `/Content/InteractionKitVol3/Animations/AnimationMontage/AS_F_Start` 1. `Enable Auto Blend Out`をfalseにする 2. 終了時に通知で`End`という名前を作る 3. `/Content/InteractionKitVol3/Blueprint/ActorComponent/BP_InteractKitVol3`を修正する `Enable Auto Blend Out`にすると終了を受け取れなくなります。なので通知から受け取って処理するように書き換えます。 これで正常に椅子に座る、椅子から降りる、という動作ができるようになりました。