## GASとは
[game aimation sample](https://www.fab.com/ja/listings/880e319a-a59e-4ed2-b268-b32dac7fa016)はepicgamesが提供しているassetです。
まずはこれを使ってキャラクター(character)を動かしてみましょう。
## level(map)
1. `/Content/Levels/DefaultLevel`を開きます。
2. 再生ボタンを押します。
3. ゲームがプレイできます。
|key|en|ja|
|---|---|---|
|w,a,s,d|move|移動|
|space|jump|ジャンプ|
|space|sprint|ダッシュ|
|ctrl|walk|歩く|
|c|crouch|しゃがむ|
|マウススクロール|camera|カメラ|
ボタンに乗るとキャラを切り替えることができます。
レベル(level)はマップ(map)とも呼ばれます。プレイ(play)する場所を作ります。
特にボタンが重要です。tipsを確認しましょう。
- https://www.youtube.com/watch?v=IqHrhcA7Rsk
`/Content/Levels/DefaultLevel`を右クリックして`参照ビューア`を選択してみます。どのファイルを参照しているかわかります。
## BP
characterは`/Content/Blueprints/CBP_SandboxCharacter`で動かしています。このファイルを開いて編集してみましょう。
1. `EventGraph`というノードが記述されている場所(画面中央)で右クリックし、`Debug Key 1`を追加します。
2. Releasedというピン(pin)から`Print String`を追加します。
3. ゲームを再生します。
4. キーボード(keyboard)の`[1]`を押すと、画面に`Hello`が表示されます。
これがbp(blueprint)でゲームを作る要領になります。
## ABP
characterの動きは`/Content/Blueprints/ABP_SandboxCharacter`で設定されています。
## input
まずkeyがどこで設定されているのかと言うと、`/Content/Input/IMC_Sandbox`で設定されています。
例えば、`/Content/Input/IA_Aim`をコピー(copy)して、新しく`IA_One`を作ってみましょう。それを`IMC_Sandbox`で読み込んで`[1]`に割り当てます。
次に、`IA_One`を先程の`CBP_SandboxCharacter`にドラッグ&ドロップ(D&D)します。
すると`EnhancedInputAction IA_One`という赤いノードが作成されたと思います。`Debug Key 1`を削除して代わりにつなぎます。色にも意味がありますが、そのうちわかってくると思います。
ゲームを再生してみると先ほどと同じkeyで動きます。
### variable(var)
ここから本当に重要なことを書きます。最初はわからないかもしれませんが、最後まで読んでまた来ると、わかるようになっているかもしれません。
1. フォルダの`/Content/Blueprints/`で右クリックして、ブループリントクラス、`GameInstance`を作り、名前を`GM_DefaultConfig`にします。
2. `設定 -> プロジェクト設定 -> マップ&モード`の`Game Instance:GameInstance Class`に`GM_DefaultConfig`を読み込みます。
これを開いて、変数のところで`UserTest`という名前で`string`型の変数を作ります。コンパイル(compile)してください。デフォルト値は`World`とでも入れておきましょう。
次に、`/Content/Blueprints/CBP_SandboxCharacter`を開いて、EventGraphで右クリックし、`Cast To GM_DefaultConfig`を選択します。
インプット(input)のpin(ピン)にあるObjectには`Get Game Instance`をつなぎます。そして、アウトプット(output)の青線は`Get UserTest`と検索し、それを`Print String`につなぎます。
さて、こにkeyを設定して再生すると`World`と表示されるはずです。
特に重要なのが`変数の型`です。種類もそうですが、変数の型の右側にある色アイコンをクリックしてみると、たくさんの形式があることがわかります。
- 単一
- 配列
- 設定
- マップ
配列を使ってみましょう。`UserTestList`という名前で`string`の配列を作成します。
ここで、デフォルト値に追加できることに気づくはずです。
例えば、単語を3つ追加してみます。
- [0]ai
- [1]burst
- [2]can
`Cast To GM_DefaultConfig`から`Get UserTestList`を引っ張り出し、`Length`につなげます。それをprintしてみると、`2`と表示されるはずです。
`length(len)`はその配列に追加された数を知ることができます。
では、全部の値を取り出すため`for`を書きましょう。`UserTestList`から`For Each Loop`を伸ばして`Loop Body`からprintにつなぎます。値は`Array Element`から取ります。
もし文字列をつなぎたいなら`Append`が使えます。
変数にはObjectをいれることもできます。たくさんのObjectを入れておき、`Find`で検索して取り出すこともできます。
では、characterを全部まとめて検索できる変数を作ってみます。
名前は`UserCharacterObj`でstringを選択し、マップを選択します。右側のマップは`オブジェクト(object)`と検索し、object参照を選択します。
```sh
str obj
--- ---
```
`cbp character`と検索し、characterのcbpを入れていきます。名前はわかりやすいものにしてください。例えば、`manny`, `quinn`など。
では繋いでいきます。
```sh
[Get Game Instance] --> [Cast To GM_Defaultconfig] --> [UserCharacterObj]
--> [Find(manny)] --> [Get Object Name] --> [Print String]
```
基本的にこれを利用して、他のBPと値をやり取りすることになります。例えば、`ABP_SandboxCharacter`で条件を満たしたとき実行してほしいアニメーション(anim)があったとします。
この場合、まず`GM_DefaultConfig`の変数で`UserCharacterAnim`をboolean型で作り、実行してほしいタイミングで`CBP_SandboxCharacter`に書いた`Cast To GM_Defaultconfig`から`UserCharacterAnim`を`true`に変更します。`Set UserCharacterAnim`で検索してください。そして、ABPには`UserCharacterAnim`がtrueならanimを再生する処理を書きます。
## function(func)
次は関数です。関数は簡単で、何度も繰り返す部分を再利用可能な形で残します。それが関数です。
新しい関数を作ってみましょう。左バーの関数(+)を押せば作成されます。名前は`FuncTest`にします。
関数を表す紫色のボックス(box)を選択した状態でinputとoutputの見てもらって、inputにboolという名前でboolean型を作ります。outputにはstrという名前でstring型を作ります。
処理の内容はboolがtrueなら`[yes]`というstringを出力し、falseなら`[no]`にします。
確認してみましょう。`[9]`を押すと`[yes][no]`が表示されます。