From da4a0ab87944171afe9565b57f88572d3c49bdfc Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: syui Date: Fri, 10 May 2024 03:42:13 +0900 Subject: [PATCH] fix --- content/private/2024-05-01-story.md | 58 +++++++++++++++++++++++++++++ 1 file changed, 58 insertions(+) diff --git a/content/private/2024-05-01-story.md b/content/private/2024-05-01-story.md index 4fc41226..037bdd0c 100644 --- a/content/private/2024-05-01-story.md +++ b/content/private/2024-05-01-story.md @@ -4,6 +4,46 @@ tags = ["author"] title = "構成と参照" +++ +## 心と技 + +漫画で一番重要なのは、他のものと同じ。心や魂と呼ばれるものになる。これは現実でも物語の中でも同じ。 + +ただし、それだけで漫画が描けるかというと、それは違う。 + +では漫画はどのように書けばいいのだろうか。その答えとしては「好きに書けばいい」となる。 + +この答えも非常に難しい。 + +好きなものを好きに書かなければ面白くならないし、好きなものを好きに書くだけでは面白くならない。 + +例えば、嫌なものを嫌々書いても面白い作品ができるとは思えない一方、好き勝手書いて面白い作品ができるかというと、そうはならない。 + +つまり、漫画を書くのはけっこう大変なんじゃないってこと。 + +でも好きじゃなければ続けるのは難しい。 + +だから、漫画を書くのは好きだったほうがいい。 + +それを現した言葉が先程の「好きに書けばいい」ということになる。 + +私は面白いものが書きたいと思っていて、それは、読んだ人を楽しませたいと思っているから。 + +じゃあ読んだ人を楽しませるにはどうすればいいのかというと、これはテクニック、つまり、技の問題でもあり、心の問題でもある。 + +まずは、感情があって、心がある。自分が伝えたいこと、それがある。それがないと、その人の話はつまらないと思う。 + +だから自分が伝えたいことをどう面白く絵で伝えるのか、それが漫画。 + +では、どうやったら面白く伝えられるのか。そこではじめて技が関係してくる。 + +例えば、後述する陰と陽の考え方がある。陰と陽の混じり合いで物語は面白くなる。 + +私が好きな瞬間というのもいくつかある。 + +敵が味方になる瞬間。一人だと思っていたら、沢山の人が支えてくれていたことがわかる瞬間。本当のことがわかった瞬間。心が通じた瞬間。 + +その瞬間、その一コマのために、たくさんのコマや物語を積み重ね、積み上げていく。 + ## 陰と陽 物語において、主人公のライバルの存在は非常に重要。 @@ -28,3 +68,21 @@ title = "構成と参照" ここは日本とアメリカでどのように描くか傾向が異なると思う。私はどちらも好きだし、どちらも面白く作るのは可能だと思う。 +## 終局 + +最後のボスは、とことんしつこい。 + +倒したと思ったら、倒していない。 + +ボスにはボスになるだけの理由があり、器がある。 + +そのボスは主人公達の力と同じ。 + +どんな卑怯な手を使っても蘇り向かってくる。 + +力の差があまりに大きい場合は、負けることもあるだろう。 + +ただし、主人公は諦めない。勝つまでやめない。 + +負けてもパワーアップして悪に挑み、最後に勝つ。 +