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hugo/content/blog/2016-10-29-private.md

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2024-04-23 13:21:26 +00:00
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date = "2016-10-29"
tags = ["memo"]
title = "過労自殺などについて"
slug = "private"
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## 過労自殺などについて
最近、よく話題になってるので、少しだけ自分の考えを述べると、「自殺するくらいならやめればいい」という人が中にはいます。
ですが、既に自殺は起こった後ですし、実際に自殺は起こっているので、それは問題解決に何の役にも立たないでしょう。
なので、「なぜやめずに自殺してしまったのか」を考えなくてはなりません。
むしろ「自殺するくらいならやめればいい」ってなんですか。意味がわかりません。
実際のケースを見る限りでは、酷いものなんかは、これは労災認定とかいう問題などではなくて、むしろ犯罪だなーと思うことがあります。
これはどういうことかというと、刑法には例えば、自殺幇助、自殺教唆罪や同意殺人などが自殺に関して定められており、自殺に関与した人などはその行為が犯罪の実行行為に当たる場合があります。
今回は同意殺人は関係ないのですが、自殺幇助や教唆ですね(主に教唆ですが)。
つまり、人を自殺に追い込むような行為をしておきながら、本人が本当に自殺してしまった場合です。このような場合、刑事罰が問われます。
しかし、自殺関与に関しては立件が非常に難しく、条件が厳しいため、なかなか起訴されるケースや、実際に有罪になるケースをあまり見ないような気がします。
個人的には、民事だけでなく、刑事事件としても取り扱って欲しい気がしています。
よく100時間の残業で自殺するなんて体が弱いとか言われていますが、実際はそうではありません。
このような場合は精神的に追い詰められている場合が多く、周りの一部の人達が自殺に追い込むようなことを実際にやってるんですね。でないと自殺なんて普通しませんから。
正直、これを労災とか過労とかいうのは、違和感がすごくあります。
日本人て、仕事だったら何でも許されると思ってませんかね。仕事だから自殺に追い込むようなことをしても大丈夫、仕方がないとか。
はっきり言うと、人を自殺に追い込むような行為をしてたら、そりゃ、犯罪ですよ。当たり前ですが。それも結構重い犯罪に当たります。巷で大騒ぎされている麻薬所持なんかよりは圧倒的に重い犯罪ですね。
こういうのを見ていると、日本の人ってたまに、ほんとうに頭は大丈夫かと思うことがある。