1
0
hugo/old/2016-06-24-deep-web.md

77 lines
5.4 KiB
Markdown
Raw Permalink Normal View History

2024-04-23 13:21:26 +00:00
+++
date = "2016-06-24"
tags = ["pc"]
title = "Webサーバーを立てたことはないの?"
slug = "deep-web"
+++
## Webサーバーを立てたことはないの?
以前、Webサーバーを立てたことはないみたいな言い方をしたことがありましたが、実は立てたことあります。
私のような初心者がWebサーバーを立てることは本当は危険なのですけどね。
しかし、その時使った私のやり方はちょっとばかり特殊なものでした。
したがって、まずは、一般的なWebサーバーについて少しばかり説明します。
一般的なものは、レンタルサーバーを借りて、ドメインを借りて立てるのが通常です。
なぜなら、自宅の一般回線上でWebサーバーを立てると、そのWebサーバーの場所が自宅になってしまうこと以上に、そのIPアドレス上のポート80などを開けておく必要があるため何かと危険だからです。
IPアドレスから大体の場所は特定できますし、ブルートフォースも危険です。
また、ドメインというのは、要は名前解決です(正確には違いますが)。分かりやすい名前とアドレスを紐付けすることで、アクセスしやすくなるわけですね。そんなイメージのものです。
したがって、通常はレンタルサーバーを借りて、ドメインを借りるわけですね。
こうすることで、サーバーのIPアドレスは、レンタルサーバー会社が持っているサーバーが置いてある場所になりますし(そのWebサーバーの場所が秘匿されていないかぎり)、ドメインで簡単にアクセスできるようになります。そのうち検索サイトからも簡単にインデックスされるでしょう。
ただし、これらはあくまで一般的なやり方です。
Deep Web, Dark Webのような特殊なードを用いる方法を採用すれば、個人情報を秘匿するためにレンタルサーバーを借りる必要性は低くなります。
このようなDeep Web, Dark Webの特徴は、検索エンジンからはアドレスがヒットせず、リンクをたどっていくしか接続はほぼ不可能だという点と、たとえアクセスしたとしてもその管理者の情報があまり得られないであろうということです。
レンタルサーバーを借りた場合、その情報を検索するのは割と容易です。また、ドメインを借りている場合も、管理者の情報は簡単に検索できます。
反対に、Deep Webではこれらが難しくなります。
このようなDeep Webの類は、もちろん悪用されて危険な面もあります。
ただ、私の印象で言うと、割りとまともな情報も多いです。
もちろん、変なもの、明らかに悪いもの多いです。そして、これらにはあまり目を向けないほうが良いでしょう。精神的な安定のためにも。
しかし、高度な技術的情報は、Deep Web上に多く存在しているのも事実です。
現在のインターネットは監視社会の一部です。もちろん、これにはメリットもデメリットもあります。
広告や企業サイトなどは、あらゆるトラフィックを解析し、そして、それが個人と結び付けられ、既に膨大な個人データベースが出来上がっています。
つまり、誰がどこで何をしているか、どんな思想を持ち、どんな興味を持っているかを把握されているということです。
誰にかというと、政治家、学校、職場の上司、社長などでしょう。あなたを管理したがる人間です。
それ以外にも性別、年齢、国籍、所属、年収、趣味など普通にインターネットをしているだけで、それは知られてしまうでしょう。
中には用心している人もいますが、専門技術的な知識がない人が用心しても正直あまり効果があるとは思えません。
そういった監視を嫌がる人々は、Deep Webにいく傾向にあります。
理由としては、普通のインターネットをやると、通常は、学校や職場にそれを知られることとなりますが、そこではそうならないので、気分的に良いのでしょう。
所感では、ネットが常に監視されている現状は息が詰まることもあります。
私自身はそこで特に何かする予定はなかったのですが、とりあえず一般的なツールを使って、その上でードを再設定し、Deep Web, Dark Webに沿った形でサーバーを立ててみたことがあります。特に必要性を感じなかったので一瞬で閉じましたけどね。
そして、Webサーバーを立ててみると分かることですが、考えることがあまりに多いです。
それは特にセキュリティですね。監視ツールの導入と日頃のチェックやアラームの設定など。また、日頃のメンテナンスなども大変です。
しかし、微弱ではあるものの立ててみないとわからないことも多いと思います。
したがって、私は、技術的に多少の不安はあっても、とりあえず立ててみて運用してみるというやり方は良いことだと思いますね。
続きは明日。