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date = "2021-09-29"
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tags = ["private","running"]
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title = "ランニングに必要なもの"
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slug = "running"
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ちょっと前にランニング関連の記事がバーっと出てて、自分もいくつか読ませてもらって面白いなーと思ったので、なにか書こうと思ったんだけど、書くことが特になにもなく、つまり、アドバイスできることは何もないので、とりあえず、自分の考えでも書いてみようかなという記事になっています。役に立つとか、そういうのではないと思う。
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ちなみに、私はちょっとだけですが、ランニングやります。
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### ランニングはなんのため
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メリットばかりが叫ばれるランニングですが、特に意味はありません。
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なので、やりたくない人がやるものではないし、例えば、体を鍛えたいとか、そういった理由でやるものでもないというのが私の考えです。
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というのも体を鍛えるなら他にもっと効率的な方法がいくらでもあります。プロティンだって飲みまくればよいのでは。
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つまり、私がなぜやっているのかというと、体を鍛えるためでもなければ、痩せるためでもありません。特に理由もなく、なぜはじめたのかも忘れました。
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そんな私でもちょっと思うところはあって、世間的には、ランニングの少しばかりのメリットということになるのでしょうか。
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数ヶ月前から毎日走ってる人をお見かけしています。
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これは、とても珍しいこと。なぜなら、毎日走ることは決して楽なことではないから。雨の日も、風の日もというやつで、大変な日もあることでしょう。体調だって悪いこともあるでしょう。
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そんな中、それらを乗り越えて、毎日走ることで得られたものは、おそらく、少しの高揚感と、そして、心の強さだけだったのではないかと。
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心を鍛えるつもりではじめたわけではないけど、結果として、精神が鍛えられるのではないかと思っています。
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また、ランニング、つらいこともあるけど、楽しいことも少しあります。私の場合、走ってると気分がいい。
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ただ、それだけです。
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多くの人は、これを聞いて、無駄だな、意味ないな、コスパ悪いな、とそう思うでしょう。それは、たしかにそのとおり。
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ですから、個人的には、そこまでおすすめしない、というのが本音です。
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続けるのも大変でしょうし、続けられる人は圧倒的に数が少ないと思います。それなら他のことをやったほうがいいというのが持論です。
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続いて、ランニングやってる人向けになにか書きます。
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### 最高の靴
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結論から申し上げると、ランニングに必要なものはなにもありません。もちろん、常識的な範囲でという話になりますが、例えば高い靴は、ランニングをする上では必要ありません。
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私も高い靴(1万5000円以上)と安い靴(3000円くらい)で走っていたことがありました。
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しかし、特に違いは何も感じませんでした。
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高い靴のほうが走りやすくなったとか、長持ちしたとか、そういった実感は全くなく、あったとしても誤差の範囲だったと思います。
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では、最高の靴とはなんでしょう。
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それは「履きなれた靴」です。
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高いか安いかに関わらず、その人が履きなれたものであれば、それは、その人にとって最高のものです。
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まあ、ランニングしてると、定期的に、寿命でそれが失われていくので、そのことに関しては、ちょっとだけ寂しい気分になるかな...。
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靴の価値も他人に決めさせてはいけません。自分で決めましょう。
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もちろん、高い靴を買ってモチベを上げ、形から入っていく人もいて、それはそれでいいと思います。
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ですが、靴の値段ではなく、履き心地で決めたほうがいいと思います。例えば、高かったけど合わない靴は、もったいないけど、売るか捨てるかしたほうがいい。あなたの足と靴、どちらが大切かという話でもあります。本当に大切なものを見失わないように。
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ちなみに、自分はいつもナイキの靴を使ってます。
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### 42kmを走った時の話
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実はこのまえ、はじめて42kmを走りました。その時の話を少しだけします。42kmに挑戦するのは、これがはじめてだったこともあり、走っている最中には色々考えて、その結果、走りきることができたと思います。
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事前に21kmを走っていたので感覚はつかめていました。一言でいうと、21kmまでは大丈夫、それ+7kmくらいは走れそうだけど、それ以降は未知数だと考えていました。
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また、事前に21kmを走ったコースの中で特に走りやすそうな道を知っていましたから、そこを周回することで距離を稼ごうと戦略を立てました。
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いよいよ21kmを超え、未知の領域に突入します。走りやすそうな道の周回に入り、そこは特に歩道が大きく、だだっ広い道で、車も走らないので、「精神」が消耗することもありません。
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実はランニングにおいて、人や車、その他の物事に注意力を持っていかれると、余裕がないときは、特に辛かったりすることがあります。
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ですから、そういった事はできる限り避けたほうがいい。
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また、知らない道も精神の消耗が激しく、私の場合は、事前に21kmを走っていたコースということもあって、精神的な消耗を抑えることができたと思います。
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で、良さそうなコースを周回しながら、このまま順調なら、ここを周回することで42kmを走りきりたいと思っていたのですが、予想以上につらくなってきました。
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ただただ静かで真っ暗で真っ直ぐな歩道をずーっと走っていると、それが原因か、あるいは体力的に辛くなってきただけなのか知りませんけど、これは、やばいと思い始めました。
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42kmまでまだ10km以上もあり、このコースをあと4,5回以上も回るのは無理だと、そう感じ始めていました。
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そこで私は、そのコースの周回を抜け、元来た道に戻ります。なぜなら、ラストの7kmはいつものコースを走ろうと計画したからです。
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大体、4,5kmでいつものコースに入ることができます。
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ですが、正直、体力は限界でした。にも関わらず、わずかながら勝算を見いだせたのは「毎日走っているコースにたどり着けたなら、どれだけつらくても最後まで走りきれる」と思ったからです。
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ここまで来ると、もはや、体力勝負なんかではありません。精神だけが物を言います。
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結果、死にそうになりながらも、なんとか、いつものコースに入ることができました。
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そこで、足が棒になるような感覚に襲われたりしたんですが、いつものコースの7kmを走り終え、無事、42km走り切ることができました。(死ぬかと思った
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このときのこと、特にきつかったので、よく覚えています。
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この話がなんの役に立つかわかりませんが、一応、ランニング中にあった思い出話を書きました。
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ランニングは、体力というより、精神力の部分が大きい。
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なので、皆様は、私より遥かに簡単に42kmくらいを走れるんじゃないかと思います。
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ですが、私も1回目はギリギリでしたが、2回目はどうでしょう。もしかしたら人並みくらいになっている可能性も。(甘すぎる希望的観測
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