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hugo/content/blog/2016-08-08-private.md

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2024-04-23 13:21:26 +00:00
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date = "2016-08-08"
tags = ["memo"]
title = "筋トレをしている人は偉いのか"
slug = "private"
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## 筋トレをしている人は偉いのか
筋トレをしている人は偉い、すごいっていう話をよく見かけるので、本当のところを書きます。
本当のところは全然偉くもないし、すごくもないです。
なのでやりたい人はやればいいし、やりたくない人はやらなくていい。やってなからといって引け目を感じる必要は全くない。続けることが出来なくてもそれに対して何ら思わなくて良いし、考えなくて良いと私は思います。
筋トレには諸説あるものの、私は基本的にトレードオフだと考えています。これは、筋トレは寿命を縮めるという考えに似ている部分はあるかもしれません。人間には生涯呼吸できる回数が決まっていて、それが本当なら筋トレによって早まった呼吸が絶対値を消費するという考え方です。
私の場合、ここまで固い考え方はしませんが、こういう考え方に似ているといえば、似ているかもしれません。
だいぶ前にこういう話はしたかと思いますが、人間は年齢と共に筋力は大幅に減少していきます。ただ、筋力を上げると次は寿命が消費されるんじゃないか、もしくは相関関係が在るんじゃないかという考え方をします。そのため、長生きしたいならバランスが重要なのだと考えています。
世の中にはそうそう、うまい具合にできていません。無理をすれば、その分エネルギーが消費されるようにできているのです。そういった関係性。
しかし、多少の無理をしないと上手くいかないというのも世の中の仕組みだと思われます。
例えば、年齢によって急激に減少する筋力を何とかしないと、歳をとった時に歩けなくなるかもしれません。そして、歩けなくなった場合、あらゆることが作用して寿命も短くなるでしょう。
では、筋力を付ければ、それで安心かというと、私はそうではないと考えます。筋力をつける行為も何かを消費しているとそう考えるからです。
そして、その消費は、例えば寿命を大きく縮めるようなものということもありえると思います。
例えば、プロティンなど高タンパク質をとり続けると、筋力アップには効果的ですが、体の臓器に高負担がかかると考えられています。
そして、体の内部臓器を痛めると、それは寿命に関係してくるかもしれません。
したがって、筋トレなんてやればやるだけ良いことばかりというような考え方を私はしません。
筋トレのやり方によっては害になることもあるだろうと考えているのです。
なので、筋トレをしている人はすごいとか、偉いとかは全然思いません。そして、それが良いことだとは一概には言えないと考えています。
ただ、日頃全く運動しない人は、歳とともに急激に低下する筋力の低下具合をなんとかする手段を講じたほうが良いとは思っています。
では、最もオススメな手段は何なのかというと、私は歩くことがオススメじゃないかなと思いますね。
理由としては数多くありますが、主に以下の理由からです。
- 全身の筋肉をバランスよく使う運動の一つであるから
- ゆっくりと考える時間ができるから
- 様々な景色から脳に色々な刺激を受けられるから
この点、筋トレというのは一箇所にとどまって一つのことをやり続けるというトレーニングです。なので刺激も少ないし、考える時間もないし、筋肉もバランスよく動かすわけでもありません。
なので、バランスを考えるのなら、私は歩くことが一番のオススメかなと思います。
で、あんたは歩いているのか?と言われると、歩いてませんけどね。
自分が常に最適な行動を取り続けられるかという話とはまた別でして。この話は次回。