diff --git a/content/m/ue.md b/content/m/ue.md index 328aee2..5f6e5bb 100644 --- a/content/m/ue.md +++ b/content/m/ue.md @@ -730,6 +730,53 @@ https://logicalbeat.jp/blog/11044/ 5.3から5.4にシーケンサを持ってきて使用していましたが、一度でも編集するとおかしくなります。例えば、BP_Playerを置いたとして、mesh(skeltal)も追加しなければならなくなりました。なぜならanimを追加できないからです。meshを追加したあとanimを追加できます。しかし、これでもまだ正常ではありません。buildが進まなくなり、編集するとanimが機能しなくなります。つまり、meshを追加、animを追加、meshを削除という手順を踏まなければいけません。BP_Playerの直下にanimを置くことでようやく正常になります。 これは5.4.3にしたら治りました。基本的にはskeltal meshがSKM_UEFN_Mannequinのもの`CharacterMesh0`を置いて、その下にanimを置きます。この際、Mannequinのanimが必要です。リターゲットで作成します。そして、transformを0にしておいてください。animは右クリックで`ルートコンポーネントを交換`にしておくといいかもしれません。 +今もbuild後の画質問題に悩まされています。私はcity sampleをベースにprojectを作成し、package buildしていますが、build後は画質が悪くなります。editor上では問題ありません。`高DPIを許可`なども試してみましたが効果がありませんでした。 + +以下のようなscalability(エンジン拡張機能設定)をしています。DeviceProfilesでも設定できます。ツール -> プラットフォーム -> デバイスプロファイル -> Windows, rはレンダリングで、sgはscalability group + +``` +#DefaultEngine.ini +[ConsoleVariables] +sg.AntiAliasingQuality=4 +sg.EffectsQuality=4 +sg.FoliageQuality=4 +sg.GlobalIlluminationQuality=4 +sg.LandscapeQuality=4 +sg.ReflectionQuality=4 +sg.ResolutionQuality=100 +sg.ShadingQuality=4 +sg.ShadowQuality=4 +sg.PostProcessQuality=4 +sg.TextureQuality=4 +sg.ViewDistanceQuality=4 +r.MaterialQualityLevel=3 + +#DefaultScalability.ini +[ScalabilitySettings] +sg.AntiAliasingQuality=4 +sg.EffectsQuality=4 +sg.FoliageQuality=4 +sg.GlobalIlluminationQuality=4 +sg.LandscapeQuality=4 +sg.ReflectionQuality=4 +sg.ResolutionQuality=100 +sg.ShadingQuality=4 +sg.ShadowQuality=4 +sg.PostProcessQuality=4 +sg.TextureQuality=4 +sg.ViewDistanceQuality=4 +``` + +また、blueprintで`r.SetRes 1920x1080f`や`Set Screen Resolution`+`Apply Settings`を実行し、build後のwidgetから確認済みです。`Get Game User Settings`から`Get Screen Resolution`して`1920x1080`が表示されています。ウィンドウ形式なども`Set Fullscreen Mode`で変更できているようです。念の為`.ini`に以下の項目なども追加しています。 + +``` +[ConsoleVariables] +r.SetRes=1920x1080f +``` + +他にはゲーム中にscalabilityやscreen size(Screen Resolution)を変更できるようにしていて、これを変更すると画質や表示が切り替わっているように感じます。ウィンドウ形式は確実に切り替えられます。 + +ただ、肝心のタイトル文字はぼやけていて、ゲーム中の雲の画質が解像度でいうと`1280x720`相当になってしまいます。雲はdynamic volumetric skyを使用しており、editor上の画質に問題はありません。 ## [tips] vrm4uの見た目の調整 @@ -1035,3 +1082,55 @@ modelにつけるアクセサリをblenderで統合させ、three-vrmで表示 `unity + vrm 1.0`でアクセサリを付けて、exportしましょう。 +## [issue] build後の画質問題 + +今もbuild後の画質問題に悩まされています。私はcity sampleをベースにprojectを作成し、package buildしていますが、build後は画質が悪くなります。editor上では問題ありません。`高DPIを許可`なども試してみましたが効果がありませんでした。 + +以下のようなscalability(エンジン拡張機能設定)をしています。DeviceProfilesでも設定できます。ツール -> プラットフォーム -> デバイスプロファイル -> Windows, rはレンダリングで、sgはscalability group + +``` +#DefaultEngine.ini +[ConsoleVariables] +sg.AntiAliasingQuality=4 +sg.EffectsQuality=4 +sg.FoliageQuality=4 +sg.GlobalIlluminationQuality=4 +sg.LandscapeQuality=4 +sg.ReflectionQuality=4 +sg.ResolutionQuality=100 +sg.ShadingQuality=4 +sg.ShadowQuality=4 +sg.PostProcessQuality=4 +sg.TextureQuality=4 +sg.ViewDistanceQuality=4 +r.MaterialQualityLevel=3 + +#DefaultScalability.ini +[ScalabilitySettings] +sg.AntiAliasingQuality=4 +sg.EffectsQuality=4 +sg.FoliageQuality=4 +sg.GlobalIlluminationQuality=4 +sg.LandscapeQuality=4 +sg.ReflectionQuality=4 +sg.ResolutionQuality=100 +sg.ShadingQuality=4 +sg.ShadowQuality=4 +sg.PostProcessQuality=4 +sg.TextureQuality=4 +sg.ViewDistanceQuality=4 +``` + +また、blueprintで`r.SetRes 1920x1080f`や`Set Screen Resolution`+`Apply Settings`を実行し、build後のwidgetから確認済みです。`Get Game User Settings`から`Get Screen Resolution`して`1920x1080`が表示されています。ウィンドウ形式なども`Set Fullscreen Mode`で変更できているようです。念の為`.ini`に以下の項目なども追加しています。fはfull, wはwindowed + +``` +[ConsoleVariables] +r.SetRes=1920x1080f +``` + +> Unreal Engineのr.SetResコマンドは、画面やウィンドウの解像度を変更するために使用されます。このコマンドは、解像度を指定した後にオプションでウィンドウモードを示すことで構成されます。例えば、r.SetRes 1920x1080wは1920x1080のウィンドウモードに設定し、r.SetRes 1920x1080fはフルスクリーンモードに設定します。ただし、特定のバージョンのUnreal Engine(例えば4.5.1)では、r.SetResコマンドが信頼性を持って動作しないという報告があります。特にウィンドウモードからフルスクリーンモードに切り替える際に、解像度が正しく更新されないという問題が発生しています。この不具合はハードウェアやドライバの特性に関連している可能性があり、ウィンドウモードの方がフルスクリーンよりも信頼性が高いと指摘されています。Unreal Engine 5.1では、解像度やその他の画面設定は一般的にUGameUserSettingsクラスを通じて管理され、特定のプロジェクトニーズに合わせてカスタマイズすることができます。 + +他にはゲーム中にscalabilityやscreen size(Screen Resolution)を変更できるようにしていて、これを変更すると画質や表示が切り替わっているように感じます。ウィンドウ形式は確実に切り替えられます。 + +ただ、肝心のタイトル文字はぼやけていて、ゲーム中の雲の画質が解像度でいうと`1280x720`相当になってしまいます。雲はdynamic volumetric skyを使用しており、editor上の画質に問題はありません。 +