+++ date = "2023-10-25" tags = ["vrm","3d"] title = "vrmのキャラクター編集" slug = "vrm" +++ 3d-modelである`.vrm`のキャラクター編集でやったことなどをまとめます。 ### 輪っかを作る 輪っかを作るには、髪の毛から適当な付け髪を選択肢、テクスチャを編集します。 ![](https://raw.githubusercontent.com/syui/img/master/other/ai_vrm_0008.jpg) ### 部位を光らせる 部位を光らせるには、blenderで当該テクスチャ(マテリアル)を選択し、`Emission`の項目で画像を削除、カラーを設定します。 アイの場合は、`Face`, `Hair`にあるマテリアルの2つを`#fff700`にしました。 なお、事前にblenderで`.vrm`をインポートするアドオンを入れておいてください。あと、blenderは一度modelを保存しないとエクスポートの反映されなかったので注意。 ![](https://raw.githubusercontent.com/syui/img/master/other/ai_vrm_0007.jpg) ![](https://raw.githubusercontent.com/syui/img/master/other/ai_vrm_0005.png) ### iframe 今までの3d-modelは、skechfabなどから`iframe`していましたが、自分でホストすることにしました。 これが単なるmodelの鑑賞なら`three.js`を使えばいいです。`iframe`は必要ありません。 例えば、cardのmodelはそれ自体が動かないものなので`three.js`で表示したほうが簡単です。 しかし、人のmodelとなれば話は変わってきます。つまり、棒立ちのmodelを表示するだけではダメなのです。 したがって、motion(animation)を当てる必要がありますが、それもランダム、かつ違和感のないものでなければいけません。例えば、定型的な動き、腕を上げて下ろすとか、それを繰り返すだけではダメということになります。 この処理を作成するには、`three.js`だけでは不十分で、`three-vrm`が必要になり、かつ`three-vrm`を使うにもかなりの記述が必要になります。 つまり、web-appを作る必要があって、作ったweb-appをiframeで表示することになります。 ```html:example.html ``` ### animation ここでいう`animation`とは`motion`と同じ意味です。 手順としては、`.fvp`にexportする際に様々なモーションがありますので、その動きを`.mp4`に保存したあと`deepmotion`で合成します。 現在使っている`ipad 9th`が落ちるのでmacで作業します。 ipadで保存したmodelは`.vroid`になります。これをexportすると`.vrm`になります。 macで読み込む場合、`.vroid`が必要になるので、icloudなどにmodelを保存して共有します。 ![](https://raw.githubusercontent.com/syui/img/master/other/ai_vrm_0009.png) これを動画で保存します。そして、`deepmotion.com`で`.bvh`を作成します。`.bvh`は`.vmd`に相当します。 - https://deepmotion.com - https://gamefromscratch.com/creating-animated-anime-characters-with-vroid-studio-and-deepmotion/ - [https://www.youtube.com/watch?v=XsX0X8odGsY](https://www.youtube.com/watch?v=XsX0X8odGsY) ### google-model-viewer ```html ``` https://modelviewer.dev/ `google-model-viewer`というものがあります。これを使うことで`.glb`を表示できるのですが、`.vrm`のポーズがデフォルトでは見栄えがよくありません。したがって、ポーズを付けるには、`.bvh`などを`.vrma`に変換してblenderで合成させる必要があります。 bvh -> vrma - https://vrm-c.github.io/bvh2vrma ここで`.vrma`は`vrm1.0`以上でないと読み込めません。したがって、まずはmodelを`vrm1.0`でexportしてから`.vrma`を当てましょう。 そして、`.vrm`にexportして`.glb`にrenameします。 しかし、現状、blenderで読み込む`.vrm`は色がおかしくなってしまうようです。 blender v3.5 - vrm : https://github.com/saturday06/VRM-Addon-for-Blender/releases - cats : https://github.com/absolute-quantum/cats-blender-plugin/issues/591