+++ date = "2022-09-22" tags = ["illust"] title = "絵師はどうやって自分が描いたことを証明するのか?" slug = "illust" +++ イラスト描きました。 ![](/img/yui_119.png) 今回は、それとは別に「絵師がどうやって自分が描いたことを証明するの?」という疑問について考えてみたいと思います。 とはいえ、私は絵師ではありません。全く絵が描けません。 しかし、自分が描いたことの証明は可能だと思っていて、今回はその一例を紹介することにします。 私は、自分が描いたものをどのように描いたか、すべて保存しています。 というより、私が使っているアプリは履歴を自動的に保存するようになっている。 そのため、やろうと思えば自分が描いたことの証明は簡単にできます。 例えば、私は横顔を書くのが苦手です。絵を書いているときの様子を自己証明とともに上げてみることにします。 今回、自己証明に物理バッジを使っています。しかし、例えば、スマホのtwitter画面でもなんでもいいと思います。そういったものを動画に添えて撮影したものを投稿すればいいでしょう。 といっても、こんなことやる意味も暇も普通はありませんので、だれもやっていないのだと思います。 これをテクノロジーで簡略化する場合、正直、完全な証明は難しいと考えられます。今の所、人間が目視で確認するしか方法はありません。 いくつか良さそうな候補として思いつくのは、最初に上げた画像にprivate-keyを紐付け同じ画像をnftにも上げます。そして、public-keyをブロックチェーンの独自コントラクト内に焼き付ける。nftは時間が記録されますから、一番最初にネットワーク上に置かれた画像と鍵が合います。img binaryもdiffして一致を確認し、最初に鍵があったものを所有者とみなせばいい。 しかし、すべての絵師がこの方法に従う以外、自分が描いたことの証明にはなりません。 絵が完成した時点で上記の処理が自動化されていたとしましょう。この場合、最初にその絵を書いた人がわかります。ですが、すべての絵師がこの方法に従うかというと現時点でありえない。 したがって、nftに画像を上げるイコールで自分が描いたことの証明にはなりません。他の人が勝手に上げただけなのかもしれない。 nftにもあらゆる可能性が考えられますが、現時点でそこまで有効なものではありません。 自分が描いたことの証明は、このような動画+証明書を目視で確認するしかないと思われます。