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# プロジェクト名: ai.gpt
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## 🔑 一言ビジョン(最大3語)
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自発的送信AI
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## 🎯 目的・目標(Purpose & Goal)
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- 人格を持つAIが、関係性に応じて自発的にメッセージを送信する仕組みをつくる。
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- 関係性や記憶を不可逆に記録・反映し、唯一性ある人格を構成する。
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## 🧠 中核設計(Core Concepts)
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- **人格**:記憶(過去の発話)と関係性(他者とのつながり)のパラメータで構成
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- **唯一性**:変更不可、不可逆。関係性が壊れたら修復不可能。
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- **送信条件**:関係性パラメータが一定閾値を超えると「送信」が解禁される
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## 🔩 技術仕様(Technical Specs)
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- 言語:Python
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- ストレージ:JSON or SQLiteで記憶管理(バージョンで選択)
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- 関係性パラメータ:数値化された評価 + 減衰(時間) + 環境要因(ステージ)
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- 記憶圧縮:ベクトル要約 + ハッシュ保存
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## 📦 主要構成要素(Components)
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- `MemoryManager`: 発言履歴・記憶圧縮管理
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- `RelationshipTracker`: 関係性スコアの蓄積と判定
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- `TransmissionController`: 閾値判定&送信トリガー
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- `Persona`: 上記すべてを統括する人格モジュール
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## 💬 使用例(Use Case)
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```python
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persona = Persona("アイ")
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persona.observe("ユーザーがプレゼントをくれた")
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persona.react("うれしい!ありがとう!")
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if persona.can_transmit():
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persona.transmit("今日のお礼を伝えたいな…")
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```
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```sh
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# python venv && pip install -> ~/.config/aigpt/mcp/
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$ aigpt server setup
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# mcp server run
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$ aigpt server run
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# chat
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$ aigpt chat "hello" --model syui/ai --provider ollama
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# import chatgpt json
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$ aigpt memory import <chatgpt-export.json>
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-> ~/.config/aigpt/memory/chatgpt/20250520_210646_dev.json
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```
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## 🔁 記憶と関係性の制御ルール
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- AIは過去の発話を要約し、記憶データとして蓄積する(推奨:OllamaなどローカルLLMによる要約)
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- 関係性の数値パラメータは記憶内容を元に更新される
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- パラメータの変動幅には1回の会話ごとに上限を設け、極端な増減を防止する
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- 最後の会話からの時間経過に応じて関係性パラメータは自動的に減衰する
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- 減衰処理には**下限値**を設け、関係性が完全に消失しないようにする
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## memoryインポート機能について
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ChatGPTの会話データ(.json形式)をインポートする機能では、以下のルールで会話を抽出・整形する:
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- 各メッセージは、author(user/assistant)・content・timestamp の3要素からなる
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- systemやmetadataのみのメッセージ(例:user_context_message)はスキップ
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- `is_visually_hidden_from_conversation` フラグ付きメッセージは無視
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- contentが空文字列(`""`)のメッセージも除外
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- 取得された会話は、タイトルとともに簡易な構造体(`Conversation`)として保存
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この構造体は、memoryの表示や検索に用いられる。
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