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2025-07-13 01:01:13 +09:00

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自作ゲームのsystemを説明する game 2025-07-12
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現在、自作ゲームを開発しています。

このゲームには4つの柱があり、それらはsystemで分けられています。そして、systemは根本的な2つの価値観に基づきます。

根本的な2つの価値観は、(1)現実を反映すること、(2)この世界に同じものは一つもないという唯一性になります。

  1. 現実の反映
  2. 唯一性の担保

では、各systemについて説明していきます。

system

world system

別名、planet systemといいます。

現実の反映という価値観から、ゲーム世界もできる限り現実に合わせようと思いworld systemを作っています。

ゲームは通常、平面世界です。これはゲームエンジンのルールであり、基本的にゲーム世界は平面をベースにしています。

ですから、例えば、上に行っても、下に行っても、あるいは右に行っても、左に行っても、ずっと地平線が広がっています。

しかし、現実世界では、上に行けば、やがて大気圏を越え、宇宙に出ます。

最初は昔から認知されていた地球、月、太陽という3つの星を現実に合わせて作りました。

そして、マップをできる限り惑星形式にします。

これは非常に難しいことで、現在もいくつか問題を抱えています。

ただし、このworld systemの問題がゲームプレイに影響するかと言われると、殆どの場合、影響しません。ゲームプレイの領域は、最初は非常に狭い世界で作ろうと思っているからです。

つまり、プレイヤーは空にも宇宙にも到達できません。それらが見えるかどうかもわかりません。しかし、見えない部分もしっかりと作り、世界があるということが大切です。

yui system

別名、unique systemといいます。プレイヤーの唯一性を担保するためのsystemです。

とはいえ、色々なものがここに詰め込まれるでしょう。characterのモデリングとかもそうですね。

どのように担保していくかは未定ですが、いくつか案があります。配信との連携、vmcでモーションキャプチャなどを考えていました。

ai system

別名、ability systemといいます。

主に、ゲーム性に関することです。ゲーム性とはなにか。それは、永続するということです。

例えば、将棋やオセロを考えてみてください。無限の組み合わせがあり、可能であればずっと遊んでいられる。そのような仕組みを目指します。

まずは属性を物語から考えます。物語は最も小さい物質の探求です。アクシオンやバリオンなどの架空の物質、そして、中性子や原子などの現実の物質が属性となり、1キャラクターにつき1属性を持ちます。

at system

別名、account systemといいます。

プレイヤーが現実のアカウントを使用してプレイできることを目指します。atprotoを採用して、ゲームデータを個人のアカウントが所有することを目指しています。

どこまで実装できた

実は、上記のsystemは既にすべてを実装したことがあります。

[at system]
ゲームが始まると、atprotoのaccountでloginでき、取得したアイテムなどはatproto(pds)に保存されます。

[ai system]
キャラクターは属性攻撃ができ、

[world system]
上へ上へと飛んでいけば、雲を超え、宇宙空間に出られます。

[yui system]
配信環境やvmcでキャラクターを動かすことができます。

しかし、ue5.5で作っていたsystemも、ue5.6にupdateすると全て動かなくなりました。また一から作り直しています。私は、モデルの作り方から、ゲームの作り方まで初心者ですから、何度も作り直すことで、ゲーム作りを覚えられます。

そして、まだ革新的なアイディアを見つけられていません。それはシンプルで身近にあり、人々が面白いと思うもの。まだゲームになっていない、あるいはあまり知られていないものである必要があります。

例えば、ウマ娘でいうと競馬、ポケモンでいうと捕獲、になります。

それを見つけ、ゲームに取り込む事ができれば完成と言えるでしょう。

そして、ゲームに取り込むことが複雑で難しすぎるようなものではありません。シンプルで単純でわかりやすいものでなければなりません。

versionを付ける

そろそろversionを付けるかどうか迷っています。

今までモヤモヤしていたものが、最近はよりはっきりしてきたと感じます。ただ、versionはあまり覚えていないし、付ける意味もない。これまではそうでした。

もしかすると今もそうかもしれません。色々なものがバラバラで管理しきれないのです。

ですが、今までやってきたことを総合すると、現在は、v0.2くらいだと思います。

最初、はじめてueを触ったときに宇宙マップを使って構築しました。これをv0.0としましょう。

次に、city sampleと宇宙を統合しました。これがv0.1です。

最近はworldscapeを使ってマップを構築しています。これがv0.2です。

aiというキャラクターモデルの変遷も大体を3つの段階に分けられると思います。初めてモデルを作った、vroidで作ったのがv0.0、blenderを初めて触ったのがv0.1、現在がv0.2です。

とはいえ、この設定もそのうち忘れ、どこかで圧縮されてしまうかもしれませんが、覚えているならここから徐々にversionが上がっていくでしょう。