osとは
osは"package manager & package server"の運用が一番重要です。例えば、archlinuxの根幹はpacman
にあります。したがって、arch baseでosを作る意味は、この一番労力がかかるものを外部委託することにあります。すべて自作する場合、packageは自分でbuildし、それを配布するserverを継続的に運用しなければなりません。これがとても大変なのです。ここまでやって初めて一般的なosを作ったと言えるでしょう。
aios
でやっているような一番大変な部分を外部委託するxxx baseのosを作るのはそこまで難しくありません。
しかし、一からosを自作したいと昔から思っていました。この場合、おそらく、実用性は皆無になるでしょう。"package manager & package server"の運用は一時的には可能でも、継続は難しい。
osを作ろう
arch baseではなくosを自作する方法をまとめます。
langを作ろう
夢は自作チップで動作する自作ハードで動く自作言語で自作osを作り運用すること。自作言語の情報をまとめます。
nvidia
世に一番広まったosとハードを作っている会社が世界をリードすると思います。nvidiaは、チップとハードとosの開発を始めているようです。
- Project DIGITS: ハードウェア(スパコン)
- DGX OS 6: ubuntuベースのAI、機械学習、分析アプリケーションを実行するためのos
- Grace CPU: ArmベースのCPU(SoC)
apple
appleは既に世界中で使われているosとハード、チップ、プログラミング言語(swift)を開発している。
- iOS, mac: darwinベースのos
- m1: ArmベースのCPU(SoC)
- iPhone, MacBook: スマホやパソコンのハード
今後のos
今後、osはどのように進化していくのでしょう。私が考えているのはnvidiaの発想に近いと思います。osはゲーム化していく流れになると予想しています。
ゲーム化とは何かというと、楽しさや面白さを今まで以上に追求したものになります。つまり、osの操作がゲーム感覚に近いのものになっていく。ポイントは楽しさと面白さ、そして、報酬です。
なぜこのようになるのかというと、AIの発展が大きく寄与します。osは人間の労働力ではなく、人間の発想、アイディアを吸収するものになるでしょう。それを引き出すための装置がosのゲーム化になります。
例えば、ロボットやAIが発展した社会では、人間が行ってきた労働の大半をAIなどが担うことになります。その時、人間は何をしているのでしょうか。発想はそこからです。答えとしては「遊んでいる」となります。より真剣に本気になって遊べる人達が現代より遥かに評価される時代になるでしょう。競争は今より過酷なものになるかもしれません。しかし、それらの評価と生活水準の差は一定の範囲内に収め、小さくしなければなりません。そのような社会システムの構築が望ましい。これについてはテーマと関係ないので省略します。