23 lines
1.3 KiB
Markdown
23 lines
1.3 KiB
Markdown
# 開発経緯まとめ
|
||
|
||
## 目的
|
||
`three-geospatial`(地球規模の背景)と、通常の3Dモデル(キャラクター/カード)を同時に表示する。
|
||
|
||
## 直面した課題と解決策
|
||
|
||
1. **スケールの不一致**
|
||
* **課題**: 地球(半径6000km)とキャラクター(数m)のサイズ差が大きすぎて、表示崩れや操作不能が発生。
|
||
* **解決策**: **デュアルシーン構成**を採用。背景(地球)と前景(キャラ)を別々のシーンとして作成し、重ねて描画することで解決。
|
||
|
||
2. **背景が黒くなる**
|
||
* **課題**: 前景を操作(回転)すると、背景の空が消えてしまう。
|
||
* **解決策**: レンダリングの自動クリア(`autoClear`)を制御し、背景を描画した後に前景を上書きするように修正。
|
||
|
||
3. **モデルの裏返り(透過問題)**
|
||
* **課題**: GLBモデルの裏面が表面に透けて見える(Inside-out)。
|
||
* **解決策**: マテリアル設定を強制的に「不透明(Opaque)」かつ「深度書き込み有効(Depth Write)」に変更。
|
||
|
||
## システム構成
|
||
* **Scene 1 (奥)**: 地球、大気、雲 (ECEF座標系)
|
||
* **Scene 2 (手前)**: キャラクター、ライト、環境マップ (通常座標系)
|