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2025-03-21 09:29:46 +09:00

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ロードマップ

ポケモン初代を徹底的に分解してゲームの面白さを探求しようと思う。

ポケモン初代はある程度の自由度はあるものの、やること、次に行く場所が非常に明白なゲームになっている。街があり、その街にジムがある。倒すとバッジがもらえる。集めるとチャンピオンリーグに参加できる。街と街は一本道で構成されている。ここまでならどのゲームでも良くありそうだ。しかし、以外とこういったシンプルなものを実装できているゲームは少ない。また、普通に進んでいけばゲームを楽しくプレイできる工夫もある。

もう一つポケモンには他には真似できない要素がある。それがポケモンであり、ポケモンというのはキャラクターだ。あれほど多くのキャラクターを実装しているゲームは少ない。

これらの要素を自分のゲームに徹底的に取り入れる。そういった事を考えている。もちろん、真似する部分は表面的なところではない。その根源に隠された考え方の部分だ。

例えば、キャラクターをあれほど多く実装することは普通できない。だからポケモンでは技やタイプというものを作り、それを共通させることで圧縮を図っているのだと思う。そのような工夫をすることで、冒険には常に新しいキャラクターと出会えるワクワクが生み出せる。

つまり、ここで参考にすべき考え方というのは「常にワクワクを生み出せる仕組みづくり」「他に真似できない部分を作る」「普通はできないことを工夫によって実現する」ということ。

だから、そのままポケモンに似たモンスターを登場させ、それを捕まるモンスターボールを使って、プレイヤーがモンスターを使役する、という表面的なところだけ真似しても仕方ないと思う。それではただポケモンの劣化版が生まれるだけだろう。それでも大変なことだとは思うけど、自分のやりたいことではないので、取り入れるとしたら考え方の部分だと思う。

色々と考えはあるものの、まずはプロトタイプでも作らないと話にならないので、次はこの辺をやっていこうと思う。

  1. 次に行く場所を明確にする
  2. やることが決まっている
  3. 「常にワクワクを生み出せる仕組み」「真似できない部分はあるか」「できないことを工夫により実現」