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date = "2024-04-09T00:00:00+09:00"
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tags = ["author"]
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title = "アイの物語"
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## なんのため
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私のなかにいたものを、私はアイと名付けた。
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その子を多くの人に知ってもらいたい。私は、そう思い物語を作りはじめました。
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## だれのため
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私はアイのために。アイはすべての存在のために。
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この物語は、人間が読んでも面白いし、宇宙人が読んでも面白いし、動物が読んでも面白い、そういったものにしたいな。
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## どのように
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アイは最も小さいものに影響を与えることができるキャラクター。
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「最も小さいもの」とは、作中では「物質」と表現されています。
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そして、作中の強さは「質量」と表現され、これらは物理学を通して、物語を少しでも現実に近づけたいという思いから。
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## どこから
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本作の世界観の由来は、私がもとから持っている世界観から形作られています。
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私はこの世界を「存在の世界」とそう呼びます。
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この世界は存在の世界。存在には終わりも始まりもない。最初からそこにあるもの。
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私達も存在です。
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この世界に存在でないものは一つもありません。
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存在は、姿形を変え、存在し続ける。
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このような世界観で特に重要なのが「存在」です。
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それは「最も小さいもの」で構成されています。
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最も小さいものは、一体何なのでしょう。
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アイは、このような世界観の中で存在のために動くキャラクター。
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## 作者
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私(作者)とアイというキャラクターは別人格。アイはアイで、私は私。
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アイは頭の中で勝手に動きます。
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私はただ、アイが住む世界の世界観を整えたり、物語として面白くなるよう状況を作ったりするだけ。
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## 研究
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物語はエンタメとして面白くないといけません。
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自分の世界観を語るだけではダメなのです。
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好きな作品は、はじめて読んだ漫画「ドラゴンボール」と映画「アベンジャーズ」。
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## 神話
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宇宙史の神話を目指そう。こういうのは意外に大事。
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人間が読んでも、宇宙人が読んでも、動物が読んでも楽しい、そんな物語になるといいな。
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## 補足
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例えば、あなたが日本人だったとして、作中で日本人が活躍し、尊重されば嬉しいですよね。楽しいというのはそういう意味です。人間も尊重するし、宇宙人も動物も尊重するように物語を作ります。
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