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hugo/content/blog/2019-05-27-comic.md
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date = "2019-05-27"
tags = ["comic"]
title = "五等分の花嫁を最初から読んでみた"
slug = "comic"
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五等分の花嫁を最初から読んでみました。今回はその感想です。
一回目は、色々とあまり把握できていませんでしたが、2回目となると、結構、色々なことがわかりました。
ただ、この話はかなりややこしい部分があり、例えば、零菜(レナ)について語るとして、この零菜が誰を意味し、どの時点を意味しているのかの説明が難しいのです。
零菜と言っても、その零菜は、変装している人物を指すのか、母親を指すのか、あるいは、風太郎が最初に会った人物を指すのかで変わってきます。この前も感想を書きましたが、私が好きだといった零菜は、風太郎が最初に会った時点の零菜のことであり、今現在、変装している人物でもなければ、母親でもないわけですが、それでも読み返してみると、説明不足だったなー、わかりにくいなーと思いました。
とはいえ、この漫画を再び読む機会があったので、そのときに感じたことを書いていきたいと思います。
まず、この漫画は、将来、ハッピーエンドが約束されています。つまり、結婚する相手が決まっているわけですね。でも、それが誰なのかはわからないというところが、この漫画の面白いところだと思います。つまり、この漫画は、推理漫画みたいな部分があるわけですね。結果がすでに起こっていて、じゃあ、その結果を引き起こした人は誰なのか、みたいな。そういうの考えるの楽しい。
私は、最初、五月が花嫁である可能性が最も高いだろうと考えていました。
なぜなら、一番最初、冒頭で風太郎が接触を持つのが彼女だからです。漫画の冒頭とラストがつながっている作品はよくあります。
ただ、漫画というのは、書いているうちに変化してくるものだとも言われています。当初予定していたラストと全く異なるラストを導いた漫画は、少なくありません。これは、作者のあとがきなどで書かれていることが多いのですが、予定通り進むものではないということでしょう。何が良いのかなんて、時間とともに変わってきますし、正解なんて、わからないわけですから。
そして、もう一つ、最初に読んで思ったことは、「すべての回想は、実は誰にでも当てはまるような形になっている」ということでした。だからこそ、この漫画に関するあらゆる推測は無意味であり、もしかしたらこの漫画は、ラストが決まっているように見えて、あえてまだ決められていないのかもしれないと、そんな考えもありました。その場合、人気とかを見ながら、書いているうちにどこかの時点で決定されるものかもしれない、そう思っていました。
しかし、再びこの漫画を最新話まで読んでみて、最初は絶対にありえないと思っていた四葉が花嫁の可能性が出てきました。
私が可能性として高いと思っていたのは、五月の順に、一花、ミクです。一花は、なんか家族旅行したときに鐘のある場所で転んでキスしたみたいな、そういう思わせぶりなシーンがあるからです。ミクは、人気投票で一位だったからです。五月は、漫画一巻の冒頭です。
ここで、最新話までを読んでみて、五月が零菜の格好をして出てきました。四葉からはなにか隠してないと言われ、カバンにカツラを仕込んでいるところを四葉に見つかりそうになって慌ててるのをみて、これは五月が単独でやってたことなんだろうなと思いました。ですが、最新話では、四葉にその事がバレてしまったようで、逆に四葉に頼まれごとをしているような感じでした。つまり、最終的に四葉と五月の戦いになりそうだなってのは思いましたね、花嫁戦争。
例えば、自己完結型が一花、ニ、ミクで、応援型が四葉、五月だとします。そして、四葉はミクを応援し、五月は四葉を推しているのではないでしょうか。だとすると、3と2の数字で割り切れるのは2ですから、最終的に四葉と五月の戦いになりそうだと感じました。それ以外にも理由はありますが。
では、五月が四葉を推す理由は一体何でしょう。五月は、レナとして風太郎に接触し、何かを思い出させようとしていました。そして、その思い出の相手が四葉なのです(はっきりしませんが、おそらく)。というか、この漫画、「すべての回想が誰にでも当てはまるような形になっている」ので、はっきりしないことが多いです。
よって、強引に話を進めますが、五月は、初恋の相手と結ばれるべきみたいな、そんな考え方を持っているのかもしれません。また、母親に関連する事情があるのかもしれません。例えば、母親も初恋の相手と結婚したとか、すべきだったとか、そんな感じの事情が。あとは、非常に安直ですが、四葉は昔と変わってしまって、だから、自信をつけさせたいとかそういうことなのかもしれません。四葉と五月は、単純に恋愛感情から動いているわけではない雰囲気を匂わせてます。しかし、五月は、最初の方でこんな事を言っています。「男の人はしっかりと見極めなければなりません」
このセリフはおそらく、自分の経験、両親の事情からくるものだと推測されます。ただ、五月に関しては、正直、よくわかりません。例えば、風太郎に関しては、「あんな人を好きになるなんて、信じられません」と言っています。とすれば、四葉にくっつけようとするのは少々おかしいです。しかし、あくまで自分の印象でいうと、五月は、誰かに変装しているときだけは自分の気持に素直になれるような、そんな印象があるのです。だから、変装時の好意や執着みたいなものが五月の本心なのではないかなと考えています。まあ、これは単なる勘みたいなもんですが、そんな風に感じました。
そして、変装でも思うところがあって、さすがに五つ子漫画だけあって、誰かが誰かに変装している話が多いです。
ここで、今まで変装して、風太郎にちょっかいをかけたことがある人間を思いだしてみます。
すると、一花はミクに、ミクは五月に、五月はレナに変装して、風太郎にちょっかいを出してます。残るはニノと四葉です。
ここで偶然にも、また四葉が残っています。
考えても見れば、確かに冒頭で風太郎に初めて接触したのは五月でした。しかし、それよりも過去、思い出の少女が四葉だったので、風太郎が最初に会ったのは四葉ということになります(おそらく)。そのことを踏まえると、四葉が花嫁である可能性が高いのではと思いました。
うーん、ここまで来ると、なんか自分の推しを、押しに押してる感じがして、ですね、ちょっとあれですね。なんか自分が望む結論を導くため、証拠をでっち上げ、自分にとって有利な証拠しか持ってこないやつみたいな感じになってるのかもしれんが、客観的に。
ともあれ、最初から読み返してみたところ、当初は全く思いもしなかった四葉が花嫁である可能性が高いのかなとも思ったので、今回は、それについて書きました。
まとめると、今後の展開予想としては、こんな感じです。
- ニノか四葉のどちらか、おそらくニノだと思うけど、変装して風太郎にちょっかいを出す
- 五月は「男の人の見極め」のために風太郎がどう四葉を変えるのか見ているんじゃないだろうか。それが成功したとき恋愛に発展する可能性。そして、四葉も時期を同じくするかも。
- 四葉と五月の花嫁戦争へ(そんな修羅場になるとは、今のとこちょっと考えられないけどね
- この場合、花嫁は、五月が60%で四葉が40%くらいな気がする
以上です。