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hugo/content/blog/2017-09-21-private.md
2024-04-23 22:21:26 +09:00

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鳥嶋和彦が「鳥山明の作り方」伝授、「キャラはジャングルクルーズのボート」 http://natalie.mu/comic/news/249143

上の記事を読んで、私自身は漫画の描き方って全く何も知らないので、これだけは頭に入れておこうと思いました。なので、メモ。

漫画は何のためにあるのか?

すべてのメディア媒体、具体的には、小説でも漫画でも映画でもそうですが、それらに言えることって「伝えるためにある」ということだと思います。

では、伝えるためには何が重要なのかという話になりますが、これは一つに「わかりやすさ」ではないかなと思います。

なぜなら、それがないと本当の目的である「伝える」ことが実現できないからです。

そして、媒体はあくまで手段であって目的ではありません。目的は最初に述べましたが伝えることです。

ここで、漫画という媒体は絵(イラスト)を介して伝える手段です。例えば、小説のような文字だけの媒体よりも遥かに多くの情報を伝えられるという利点が漫画にはあります。また文字情報よりも手軽さがあるので魅力的です。

手軽さというのは、絵と文字では瞬間的な伝達速度において絵のほうが有利だからです。例えば、Twitterのアイコンと「Twitter」という文字があったとして、アイコンのほうがパッと見でわかりやすいですよね。絵なら一瞬でそれを理解することができます。「あ、これはTwitterだ」というように。

そして、私自身も小説より漫画のほうが気軽に読みやすいと思っている節があります。

ということで、この話のポイントは、漫画は分かりやすく伝えるための優れた伝達手段であるということだと思います。

そして、これが「漫画」という媒体を用いて作品を発表する意味になるので、その点を意識することはとても重要なことなのかもしれません。

なので、私の場合、当面は、分かりやすく、読みやすい漫画を目指そうと思いました...。(難しそう)

コマ割りのポイント

漫画にはコマ割りというものがあり、幾つもの絵が分割されて物語(ストーリー)を読み進められるようになっています。

なぜコマ割りがあるのかというと、これも最初に述べたとおり「分かりやすく伝達するため」だと考えられます。よって、コマ割りもそのために存在します。

では、どのようにコマ割りをやれば、分かりやすく物語を伝えられるのかというと

1コマ目をきちっと認識している。読者の目を泳がせないように、意図したコマからコマへいくように、コマとコマの間の空間を空けるんです」「コマ割りにはロング、ミドル、アップの3つのアングルがある。

とポイントが述べられていました。

この考えをもとに以下の4点を自分なりに考えてみました。

  • ページ(または見開き)では、物語上の何を伝えたいのかをはっきりさせること。

  • その上で、1コマ目と最後のコマを意識すること。

  • 内容は大視点、中視点、私視点の3つで分割し、大視点は背景、手前のアイテム(大)、人物(小)を書き込み、中視点は手前のアイテム(大)と人物(中)、私視点は人物(大)アップのみとすること。1ページ(または見開き)のうちにできる限りこの3つを入れること。

  • 配置は1ページのうちに一致することがないように配慮すること。

この辺や実際にやってみないと分かりませんね...。

キャラクターについて

私は単なるユーザーに過ぎませんが、ユーザー視点で言わせてもらうと、好きなキャラがいれば物語が面白くなくても結構読んでいられるんですよね。

なので、キャラクターは重要だと思います。

では、どうやって魅力的なキャラクターを作るのかというと、これは一つに作者が魅力的になるしかないのではないかというのを思ったり、しかし、それだけでは足りず、その魅力を引き出すにあたって、効果的なやり方があったりするのかもしれません。

記事では、魅力の引き出し方について一つのコツが書かれていると思いました。そのコツというのは「問いかけ」または「問い」ではないかなと。

『主人公って何?』『テーマは何?』『主人公をひと言で言うとどんなキャラクター?』とディスカッション

なので、キャラクターを作る時は、「問い」を意識して「そのキャラクターは(で)一体何を問うのか」それを明確にする必要があるのかもしれないと思いました。

以上、漫画を作る時、これだけは頭に入れておきたいな、という話でした。おわり。