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hugo/content/blog/2021-02-27-rakuten.md
2024-04-23 22:21:26 +09:00

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+++ date = "2021-02-27" tags = ["sim"] title = "楽天モバイルをオススメする理由" slug = "rakuten" +++

この記事は、「楽天モバイルを応援しよう」という目的で書かれたものです。

執筆依頼を受けてるわけでもないんですけど、個人的に楽天モバイルを応援したいと思ったので、書くことにしました。

まずは、楽天モバイルがなんなのか、その特徴と料金プランについて紹介します。

楽天モバイルとは、単純に1GBまで無料で使えるSIMのことであり、ネットワーク回線契約のことです。使用容量によって月額が変わってきます。段階的に上がっていく料金プラン。2980円が上限で無制限に使えます。

正確には、Rakuten UN-LIMIT Vが自動でRakuten UN-LIMIT VIにアップグレートされたときの料金プランということになり、Rakuten UN-LIMIT VIがプランの名称だと思います。

さて、ここで、1GBまで無料というのは随分と思い切ったな、最悪じゃないか、悪いことだ、大丈夫なのか、という声があります。

しかし、私にとって、1GBまで無料というのは不思議でもなんでもなく、ごく普通で、本来ならあたりまえのことだったんじゃないかと思っているということです。

もちろん、当たり前を実現するのは並大抵のことではありません。楽天さん、随分と頑張られた、すごいな、という感想です。

世の中、いろんなサービスがあります。みんなが当たり前のように使っている当たり前のサービスの数々。そんな中、日本国内のネットワーク回線契約、通称、キャリア契約は、私の感想でいうと、ずっとおかしかった。むしろ、おかしいのは楽天モバイルではなく、キャリア契約(料金プラン)のほうだった気がします。

ドコモであれ、ソフトバンクであれキャリアと呼ばれる大企業は、国から特別な許可を与えられ、通信規格を独占しています。これは悪いことではなく、公共的な事業を行うためのものです。

公共的な事業は、その独占権を受け事業を展開することができます。そのため経営はすごく楽で、あれ程の権限と許可を得て行う事業、誰がやっても絶対に失敗しません。絶対成功するような内容であるため、その代わりに公共のために仕事をしなければなりません。営利追求、つまり、どんなことをしても金さえ儲けりゃいいんだ、ということはできませんし、やってはいけません。

本来ならそうですが、今までのキャリアが行ってきた行い、例えば、料金プランや契約方針などを見ていると、これはおかしいと思うことが多々ありました。

例えば、両親がドコモショップから帰ってくると、決まって不要なオプションを山盛りで契約させられ、高すぎる基本使用料、高すぎる違約金、そして、端末やSIMカードにもよくわからないアプリが大量にインストール、制限が付け加えられており、SIMロックされていました。

わけがわからないよ。

通常、あまり使わないような人が月額で7千円も1万円も払っている状況は、やっぱりおかしいと思っていました。

また、他にもおかしいところはたくさんあって、私は、このような国から特権を与えられた国営企業のようなところが、国内最大の利益を生み出す状況は良くないと考えています。国際競争力の観点からもそうですし、また、今までのキャリア3社を見ていると、競争しているようには見えず、談合をしているように見えます。

こういった企業が国内最大である事実は、他の経営者のやる気を削いでしまって、非常に良くない。

「この国では、どうせ国から特権を与えられた特別な国営企業しか勝てないんだ」、「談合して価格を下げないよう不正することでしか勝てないんだ」と既に感づかれてしまっており、新しいイノベーションは生まれず、これではアメリカ企業などに勝てるはずありませんし、世界に通用する企業など出てくるはずありません。

日本では、なぜアップルやグーグルのような企業が生まれないんだ、という疑問は、私からすると、現環境からの当然の帰結だと思っています。

このような視点から、私は今までの状況はよくない、なにかがおかしいと思っていました。

そこで、今回の楽天モバイル、三木谷氏の意見を見てみることにします。

三木谷氏は、「人間の社会生活に必要な社会インフラ」とし、「経済的な理由でスマホが使えなかったり低速でしかスマホが使えなかったりする人もおり、楽天グループとして何ができるかを真剣に考えた」とコメント。スマホを持てない人を一人でも減らすために、これまでの常識にとらわれずにあらゆる人に安価で高品質なネットワークサービスを提供していく。

「これまでの常識をひっくり返す」というのは、楽天創業時からやってきたことという三木谷氏は、楽天創業時に触れ、「楽天創業時は、ネットでモを買うという常識はなかった。当時のネット回線は14.4kbps28.8kbpsだったが現在は超高速大容量の5Gの時代。楽天はチャレンジし、携帯業界の常識をひっくり返す」と、楽天の携帯電話事業に対する意気込みをみせた。

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1303500.html

私は、素直に応援したくなりましたよ。これが今後のデフォルト、スタンダードになればいいなと思っています。

例えば、今現在、他社契約で特に困っていない人も、特に不便していない人も、乗り換えるのが面倒な人も、大金持ちの人も、みんな楽天モバイルに乗り換えるといいと思う。

楽天モバイルも契約者が増えて悪いことはないはず。

ただし、回線が入るかはエリアを確認しておきましょう。

iosでは、モバイル通信 > ネットワーク選択にて、自動を解除すると、しばらく電波を収集しますが、Rakutenまたは440 11がある場合は、一応、電波を拾えているらしい。

楽天モバイルのような理念のあるところが、今後、圧倒的に強くなり、その影響で他社も変わってくるといいなと願っています。

仮にそうなった場合でも、先駆者である楽天モバイルはかなりの恩恵を受けられる気がする。

とりあえず、楽天モバイル、応援してます。がんばえー