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hugo/content/post/04-note.md
2024-04-23 22:21:26 +09:00

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+++ date = "2019-10-04" tags = ["note"] title = "ここは存在の世界" slug = "04" +++

生まれ変わりはあるのか?私は考えてみたいと思います。この世界は、どんな世界なのでしょう?

私は、ほぼ確実に生まれ変わりはあると考えています。

その根拠の一つは、時間です。宇宙が誕生してから長い長い時間が経ちました。私達は、その長すぎるほんの一瞬に存在していることになります。それは宝くじに当たるよりも遥かに低い確率で、私達は今ここに存在しているのです。これは偶然なのでしょうか。

偶然であるとも言えるし、必然であるとも言えます。しかし、人間の言葉で言うなら偶然でしょう。ただし、ただの「偶然」ではありません。もし何度も生まれ変わっているのなら、今この時間枠に当たっていても不思議ではありません。数撃ちゃ当たることもあるだろう、ということです。

私達の意識は、何もないところから降って湧いたわけではありません。何もないところからは、何も生まれません。私達は、ずっとこの世界に存在していて、今はたまたま、私が私に現われているだけなのです。それが私の考えです。

私は、この世界を存在の世界と呼びます。何かが生まれるとしたら、そこにはもともと何かがあったのです。

宇宙の始まりは、何もないところからビックバンが起こったと説明されているようですが、私の考えは違います。

もともと何かがあり、それが宇宙を作ったのだと考えます。

では、そこには何があったのでしょう?宇宙はなぜ広がっているのでしょうか?

私は、宇宙の始まりにあったものを植物に例えて、創造の種と呼びます。

種は、そのままでは花開きません。エネルギーが必要なのです。そして、そのエネルギーは、種の中にあるのではなく、種の外にあるのです。植物の成長には、おひさまの光と雨、そして、土が必要となります。

宇宙がなぜ広がっているのか?それは、おそらく、宇宙の外にあるエネルギーが作用しているのではないかと私は考えます。植物の成長と同じです。

ここは存在の世界、何もないところからは何も生まれない、創造の種は外からのエネルギーによって成長しているので広がっていく。私は、そんなふうにこの世界を見ています。