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+++ date = "2019-11-30" tags = ["ipad"] title = "iPadは開発機として使えるのか" slug = "ipad" +++
ipadの使い勝手などを把握するため、bluetoothキーボードにつないでちょっと触ってみました。
画像は、ipadからwan経由でlocalに立てたvpnにアクセスし(wifi版でもテザリングからdocomo回線のipを使ってwan経由が可能)、local-networkに入って、ipadのtermius(ssh client)で踏み台sshからnexus7(android)上に起動してるarchをリモートし、そこからwindowsとiphoneにアクセスしています。また、android上のarchはnexus7のストレージ/sdcard
等をmountしてるためandroidシステムにもアクセスできます。
わかりにくいですが、大体の図です。
(W)[ ipad ] ---> (L)[ vpn ] ---> [ arch ] ---> [ android ] [ arch ] ---> [ windows, iphone ]
iosとandroidでは、ファイル共有の概念に大きな違いがあります。iosではアプリごとに固定のディレクトリにアクセスできるのみですが、androidは共有ディレクトリを使えたりします。ios13から多少ファイルのやり取りは簡単になりましたが、それでもまだ不便を感じています。
androidはlinuxであり、システムやディレクトリ構造、共有の概念を受け継いでいます。これらの思想の違いは、そのosの扱いやすさに影響を及ぼします。例えば、hackerな人達にとってandroidのほうが圧倒的に扱いやすいと思います。
ですが、ipadは、nexus7よりもタッチ操作に不安がありません。普通に使う分には優れていると思います。
試しにお絵かきをしてみましたが、nexus7と比べてすごく描きやすかった。ただ、ごまかしが効かない感じがするので絵を描けない自分にはちょっとつらい。これは完全に実力不足の自分が悪い。またipadはデフォルトの画像動画編集アプリが非常に優秀です。
コードやなんかは、コンテナを立てられたりするandroidのほうが便利ですが、創作とか日常に関するアプリは、iosのほうが便利という感想です。
ついでに、昔書いたvpnの記事をちょっと修正、追記しました。